2024.04.25 - 2024.05.01
GEZAN のマヒトゥ・ザ・ピーポーの初監督映画「i ai」。渋谷の WHITE CINE QUINT で、上映後に映画監督の「枝優花」、羊文学の「塩塚モエカ」が出演するトークショーのある回を鑑賞。
森山未來演じるヒー兄について考えさせる映画だと思った。現代社会を生きていると、いわゆる、閉塞感と呼ばれるようなものを誰もが感じてるわけで、それが何に対して感じているのかすら分からないような状態だと思う。その閉塞感の向こう側(=自由?)にいこうとしたのがヒー兄だと思ったし、その結果があの死に方で、コードの絡まりは生きづらさのメタファーのように感じた。ただそれをネガティブに消化するのでなくて(最後のシーンのじゃないが)この映画はヒー兄のストーリーではなくて、ヒー兄に憧れたコウのストーリーであることが希望だし、未来への救いを提示してくれていた。あと、主演の富田健太郎の演技が最高だった。
by grandcolline

舞台「鴨川ホルモー、ワンスモア」。脚本演出は、ヨーロッパ企画の「上田誠」。池袋のサンシャイン劇場で、アフタートークショーのゲストが三四郎の日に鑑賞。
上田誠のえがくドタバタコメディという感じ。鴨川ホルモー自体は映画を見たことがあって、あらすじは知っていたので、上田誠と相性良さそうとは思ってたが、やはりすごく良かった。1年前に「たぶんこれ銀河鉄道の夜」を観て思ったことと同じだが、この舞台でも引き続き「かもめんたる」の2人の演技が最高。全てのセリフで笑いとってたんじゃないかと思うほど、無双してました。
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アメリカの SSW「Maggie Rogers」の 3rd アルバム「Don’t Forget Me」。全体的にしっかりと聴かせるインディーバラードが多い。特に好きなのは「The Kill」かな。終電を逃して、1時間ぐらい井の頭通りをこのアルバムを聴きながら歩いて帰る夜があったけど、この曲を聴いてコンビニで缶ビールを買った。サビの歌詞もメロディも最高。
あとは、「So Sick Of Dreaming」「Never Going Home」も好き。
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8人組のHIPHOPユニット「lyrical school」の新体制初アルバム「DAY 2」。正直、アルバムが楽しみなアイドルグループはもう、lyrical school ぐらいかもしれない。今のリリスクをアイドルと言っていいか分からないが。
すでに発表されていた「NEW WORLD」は自分の去年のベストアイドルソングの1つ。tmrw の「ドレミファ・・・」から頭韻で踏んでくバースは何回聞いてもぶち上がるし、全体を通して新体制への様々な意見を弾き返す強さのある曲だと思っていた。ただ、アルバムの中、特に「- DAY 2 -」からの流れで聴くと、新しい世界であり、それはただの日常の翌日(DAY 2) のような気がして、とてもよかった。
新曲の中では「Night Walking」がかなりお気に入り。最初に聞いた時に、活動休止前の「KICK THE CAN CREW」や「ライムスター」を思い出させるサウンドだなと思った。ライミングの感じというか、トラックというか。実際に、トラックの参照元はライムスターの「渋谷漂流記」と同じらしい。
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ダウ90000 の蓮見翔が嫉妬した人を上げていくという企画。ここで、メンションされてる人たち全員、この Weekly Contents でメンションしてたかったなぁと思う悔しい(?)ラインナップ。
以下、動画のネタバレですが、名前あげときます。
坂元裕二 / 四千頭身 / Vaundy / 小原晩 / ぱーてぃーちゃん / 魚豊 / 東京03 / 原田和実 / 藤井健太郎 / 小林賢太郎。特に、エッセイスト「小原晩」と、漫画家「魚豊」の2名は名前も作品も聞いたことなかった(勉強不足🫠)ので、近いうちに本を読んでみたいと思った。
by grandcolline
Weekly Contents は毎週その週にハマったコンテンツを紹介するブログ / ニュースレター。 映画セブンでいう図書館の貸出履歴であり、Radiohead でいう Kid A となりうる概念。コンテンツの排泄場所。
毎週、水曜日の更新予定です。

浦安在住のソフトウェアエンジニア兼ラッパー。90 年式。 HIP HOP、社会学、お笑い、ラジオ、エヴァが好き。
下北沢在住のソフトウェアエンジニア。91 年生まれ。 UK ロック、映画、アイドル、お笑いなどのコンテンツが好き。

93年の起爆屋、または起爆装置